院長　柴田　啓子   私は酪農学園大学獣医学科内科学教室を卒業後、当クリニックを開設致しました。 当クリニックでは、インフォームドコンセントを重視し、治療の方針?方法、病状の経過、費用等をできるだけ詳しく説明し、なるべく口輪や無理な保定等、飼い主さんやペットへの負担が少ない診療を志しています。 動物の診療は、ある意味小児科の診療とよく似ていると思います。治療をする上で、飼い主の方のご協力無しではほとんどの治療がうまくいかないのが現状です。 従って、飼い主の方とのコミュニケーションは最も大切ではないかと思っています。 そして、コストをかけない一番の治療方法は予防です。予防できる病気は極力予防をおすすめしています。また、病気になった場合でも、結果的に費用、時間労力が最低限ですむような治療法を飼い主の方に十分説明し、理解を得た上で治療をするよう心がけています。 　 また、当院では往診も行っております。 動物が自分の意志でない所に来て、よくわからない処置をされた場合のストレスは、相当なものであると考えられます。当院ではこのストレスを最低限にとどめるために、原則在宅療法を勧めています。しかし、重篤な病気の場合や、数時間おきの処置が必要な場合は当然入院が必要です。 今後もより一層、飼い主の方と、動物達の気持ちを第一に優先した治療を目指していきます。